【レビュー】 エルダー・スクロールズ・レジェンド (The Elder Scrolls: Legends) を遊んでみたよ
エルダー・スクロールズ・レジェンド (The Elder Scrolls: Legends)が2020年3月13日にiOS/Androidにて配信開始されました。本作はTESの略称で知られるThe Elder Scrollsシリーズのストラテジーカードゲームです。この世界観が好きな人ならTESシリーズを未プレイでも十分に楽しめるのではないでしょうか。
同タイトルの英語版が2017年にWindows、macOS、iOS、Androidにて公開されていました。今回配信されたのはアジア版で日本語に対応しています。また、アジア版ではいくつかの新機能が追加されています。
- 無料プレイのストーリーモード
- 新しいバトルパスシステムと報酬
- より分かりやすくなったチュートリアル
- 属性レベルシステム
- クラス&ランク戦リーダーボード
カードゲーム初心者でも楽しめるように配慮されていてチュートリアルはとても親切です。ハースストーンやシャドウバースなどをプレイしたことがある人もすんなり馴染めることと思います。
独自のシステム「デュアルレーン」
エルダー・スクロールズ・レジェンドが他のカードゲームと違う点として、デュアルレーンがあります。これは場が左右に2つに別れていて、右をシャドウレーン、左をフィールドレーンと呼び、シャドウレーンに召喚されたクリーチャーは次のターンの開始まで潜伏となり攻撃の対象にされなくなります。
また、レーンをまたいでクリーチャーを移動したり別のレーンのクリーチャーを攻撃することもできないため、召喚する際にはよく考える必要があります。
形勢逆転に繋がる「預言」システム
もう一つの特徴として預言システムがあります。
プレイヤーは5ダメージを受ける毎にルーンが破壊されカードを1枚引きます。この時引かれたカードが預言の能力を持つ場合、コスト0で即座にプレイすることができます。つまり相手のターン中でも即座に反撃できる要素があるわけです。この預言でプレイするカードが強力であれば、場をひっくり返す可能性も十分にあります。
作り込まれたストーリーモードで世界観も楽しむ
これまでのカードゲームとは違い、エルダー・スクロールズ・レジェンドはストーリーモードがとても作り込まれていて、バトルの前後でフルボイスのアニメーションが入り、世界観を存分に楽しむことができます。
また、ストーリーモードでは選択肢が現れることがあり、その選択でストーリーが変わり、さらに手に入るカードも変わってきます。その他、ストーリーモード独自のレーンが登場することもあります。そのためストーリーモードではバトルの特徴に合わせたデッキ構築して攻略していくことになります。
序盤のバトルをプレイしてみたよ
ということで、ゲームの雰囲気を早く知りたい!という方向けに序盤のバトルをプレイしてみました。内容はチュートリアルが終わった辺りの序盤の2戦です。テキストを読みやすいようにゆっくり目にプレイしているのでご了承ください。
プレイしてみての総合評価
過去に他のカードゲームをいくつかプレイしたことがあったので、カードゲームとしてはすんなり馴染めました。
カードゲームのルールも分かりやすく、かつ独自のシステムがあるのでもう少しやり込んで慣れてきたら自分でデッキを組んでみたいと思います。
TESの雰囲気も大好きなので、まるでRPGをプレイしているかのようなストーリーも楽しく、引き続きプレイしてみたいと感じました。
ただ、いくつか気になる点もありました。まず、一部の文字が小さく読みにくいこと。手札のカードをタップした時に反応が悪いこと。そして画面の切り替えが長く少し待たされることです。
文字が小さいのはスマホ用に最適化されていないのでしょうか?読めないことは無いのでプレイに支障は無いのですが、改善されると嬉しいです。
タップの反応の悪さと画面の切り替わりが遅いのはもしかしたら私のスマホのスペックが足りないのかもしれません。でも設定で画質の変更やエフェクトのON/OFFが切り替えられたら良かったかなと思います。
まだリリース直後なので、細かな不具合は今後改善されていくのを期待して、落ち着いたらストーリーモードをじっくり遊んでみたいですね。
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インストール時には約2GB必要となるので端末の空き容量と通信量に注意してください。
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